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黒い稲妻とキャッスルロックの庭園

3人の管理人による、自作小説ブログ。   ○Tarkus…月・金を担当  ○黒い稲妻…火・日を担当  ○イット…水・土を担当
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「鎧と剣と光と獣と」 5.正体と現実

 「さてと、じゃーまず、何から話そうか?」

 「・・・・・・」 圭介は絶句していた。無理も無い、朝っぱらからとても人とは思えない二体の化け物に襲われ、一体に助けられ、人目のつかない所に連れてかれ、そいつが鎧を脱ぐと、正体は圭介がよく知っている人物だった。

 「まだ夢の中にいるのかな・・・・・・いてっ!」 圭介は自分の頬をつねった、すると反対側の頬を濃紺の甲殻男の正体がニヤニヤ笑いながら強めにつねった。

 「現実だよー」 先程とは打って変わって明るい声だった。

 濃紺の甲殻男の正体は唯だった。甲殻男ではなく、甲殻女だった。

 「あなたは誰ですか?」 圭介はまだこれが現実であるとは認めていなかった。

 「私がわからない?ショックだー、弟に存在を忘れられるなんてー」 

 「そうじゃなくて!さっきの甲殻みたいな鎧は?黒いヤツは一体何者?」 圭介は怒鳴った、唯の鎧はもう無い、先程、抱えていた圭介を下ろすと、青い光の粒になって消えてしまった。そこから唯が現れたのだ。

 「あれは青卯石から作った鎧、黒いヤツは緑午石から作った剣を持った礼羽家の人間だよー」 唯はサラリと言ってのけた。

 「・・・・・・」

 「ふふふ、解らないよね、じゃあ、一から教えていくからね、光剛石十二家の事を」 唯は楽しそうだった。 


4.衝突へ << 目次へ >> 6.明かされる6つの力

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Comment

作者コメント

  • イット
  • 2008-10-11 21:30
  • edit
まだ細かい設定が出来ていないので、これからいろいろ変わると思います。
圭介の姉の唯の性格付けが難しかったので、とりあえず、圭介とは対照的な陽気な軽いノリの人間にしました。

イット>お疲れ!

  • 黒い稲妻
  • 2008-10-12 00:46
  • edit
いかにも姉という感じの性格で良いと思うよ!
俺はとりあえず話が浮かばないから、どっかからものすご~くパクる事に決めました。
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