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黒い稲妻とキャッスルロックの庭園

3人の管理人による、自作小説ブログ。   ○Tarkus…月・金を担当  ○黒い稲妻…火・日を担当  ○イット…水・土を担当
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「鎧と剣と光と獣と」 4.激突

 漆黒の甲殻男がおぞましいうなり声を上げ、濃紺の甲殻男へと飛び掛った、濃紺の甲殻男は、ヒラリと身を翻すとその右手に青い閃光が走った。

 「け、剣?」 濃紺の甲殻男の右手に、さっきまでは無かった刃物の様な物があった。

 「ヤハリ、クサナギノツカサドルチカラハ『ヨロイ』・・・・・・」漆黒の甲殻男は濃紺の甲殻男と距離をとると、翼をたたみ、両手を宙に掲げた、すると、激しい緑色の閃光が走り、光が消えると、ゲームに出てくる様な、諸刃の巨大な剣が現れた。刃渡り2mは軽く越えていた。

 「ナゼ『ツルギ』ヲ・・・・・・」 濃紺の甲殻男が唸った。

 「イズレ、ワガイチゾクハ『ヒカリ』モ『ケモノ』モシュウチュウニオサメル、キサマラニハココデキエテモラウ」 漆黒の甲殻男は大剣を構えると、地面に叩き付けた。

轟音と共に、地面が砕け、辺り一面が崩壊した。

 圭介は空を飛んでいた、しかし、自分の力で飛んだわけでもなければ、この間のように殴り飛ばされて飛んだわけでもなかった、翼の生えた、濃紺の甲殻男に抱えられて飛んでいた。

 「あ、あんたは一体・・・・・・」 圭介は甲殻男を見上げた。

 「ダイジョウブ、ケイスケハワタシガマモル」 

 その声は恐ろしくも優しい声だった。


3.出現へ << 目次へ >> 5.正体と現実

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Comment

作者コメント

  • イット
  • 2008-10-08 23:45
  • edit
戦闘シーンの描写は難しい・・・・・・
というわけで、「激突」というタイトルの割にはあっさりと戦闘が終わってしまった。

いやはや

  • 黒い稲妻
  • 2008-10-08 23:55
  • edit
ちゃんと物語になってるよ~。

それに比べて、俺は全く話が浮かばないんだわ。。ごめん。
一応毎日パソコンの前に座って考えてはいるんだけど、どうしても書き出しが上手くいかなくって。

とりあえず今後の展開に期待します。
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