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黒い稲妻とキャッスルロックの庭園

3人の管理人による、自作小説ブログ。   ○Tarkus…月・金を担当  ○黒い稲妻…火・日を担当  ○イット…水・土を担当
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天使たちのメタフィジクス~1.天使エマニュエルの運命...

 1.天使エマニュエルの運命。叛逆天使の予言とはサタナエルのことであり、悪夢が実現すること

 天使エマニュエルは朦朧とした意識から目覚める。いつ自分がこの世に生を受けたか記憶に残っていない。ただ気がつけばそこにいる。天使はこのように、人間とは違い父と母を生誕に必要としない。無から浮かび上がるように生まれてくるのだ。そして天使はこの楽園で果たす役割の必然があるとき生まれる。エマニュエルは与えられた使命は、楽園の管理、そして叛乱を起こした堕天使サタナエルの鎮圧である。叛逆天使の登場はすでに予言に残されており、その実現はこの世の終末を意味するという。それはサタナエルを討伐することで解決できるものではなく、サタナエルの叛乱そのものがこの世の終わりを示す予告であり必然なのだ。天使たちはサタナエルの叛乱から各々世の終末を覚悟し毎日を生きる。


予告 << 目次 >> ???
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天使たちのメタフィジクス(形而上学)~予告~

 これは主役を務める天使エマニュエルのために用意された小劇場だ。
 天使という呼称含め彼ら全ての名前は旧約聖書の天使名から採られている。その名づけはロゴス(=言語)に宿る生命ということに由来するわけだ。それ以外でエマニュエルたちは我々の世界で明確に言葉で定義出来ることはない。
 エマニュエルの生誕とサタナエルの叛乱から物語は端を発する。順々にその頁を繰るとよい。これらは「ケマの書」の記録にすら残らず棄てられた物語たちだ。


天使たちのメタフィジクス(形而上学)

~目次~
 
・予告

1.天使エマニュエルの運命...

天使の形而上学--天使たち、その記録と正体--

未知なる天使の記録(信城月姫記録)

ミカエル、ガブリエル、ラファエルらの天使たちをここの名に刻むのは避けたい。外典・偽典と多様な表現媒体にその姿を現す天使だが、ここでは名の知られない天使たちの自伝を記したい。人間にケマの書を与えたあの忌まわしき天使たちのことだ。人間と交わり、その子を産み落としたあの天使たち--。


前奏曲へ << 目次へ >> ???

天使の形而上学--前奏曲--

 伝承に残されるような十二枚羽の天使などはとうに除外された

 これから語られるのは異形の天使の始まりと終わりと道しるべ

 語られるもの

 伏せるもの

 除けられるもの

 解かれるもの

 四つの天使の予言--起源と終末

 未来と明日と そして明後日

 


 

天使の形而上学-1.目覚めの朝-

 月姫たちは天使の加護を得ることで、各々エーテルの特性と役割を知る。五つの種類を持つエーテルはその組み合わせ次第で派生していく。そのなかで最も貴い教養を必要とするのが「純化」だ。それは天使の肉体を得ることで人間がその聖性と予言を現世へともたらす。月姫はその至高き存在へと深化するため、その身を日々の修養へと費やす。
 いつかやってくるこの世の終わり、「聖霊の時代」への準備段階だ。


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